プリントスタック TOKYO

データベースとセキュリティの世界から離れて早数年。過去の記憶を探しています。

Xming の使い方

Windowsには、X Server なんてものはないので昔までは、Cygwin を使うのが一般的だったと思います。
ただ、推奨コンポーネントをインストールするとサイズが大きいので、あまりインストールしたくありませんでした。
この Sygwin から X Server を切り出したものが Xming というアプリケーションらしいです。

Xming X Server for Windows

僕の場合は、VMware Player に Linux をインストールして Oracle Database でGUIインストールを行う時のキャプチャを取得するのに利用します。

Linux側(Xクライアント)で環境変数を設定

SHELL> export DISPLAY=XサーバーのIPアドレス:ディスプレイ番号

Microsoft Windows側
「XLaunch」を起動して下記の手順

1) Windows 7 の場合、スタートメニューから「プログラムとファイルの検索」に「XLaunch」と入力して起動するか、すべてのプログラムから起動


2)「Display settings」で「次へ」をクリック
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3)「Session type」で「Start a program」を選択
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4)「Start program」で「Using PuTTY(plink.exe)」を選択。「Connect to computer」に<Linux側(Xクライアント)のIPアドレス>、「Login as user」にそのユーザー、「Password(leave blank if using PuTTY pagent)」にパスワードを入力して「次へ」をクリック
※「Start program」は、接続時に起動するXクライアントのプログラムです。
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5)「Application parameters」で「次へ」をクリック
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6)「Finish complete」では、設定を保存する場合、「Save configuration」ボタンで設定を保存して、保存した設定から起動することができます。
特に保存しない場合は、「完了」をクリックして終了します。
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7)1)と同じように「PuTTY」を起動してLinux側(Xクライアント)に接続するとX画面が起動します。
PuTTYのセッション設定で「SSH」>「X11」から「X11 フォワーディングを有効にする」を有効にしてください。
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