Oracle 専用サーバーと共有サーバー
Oracle Database には、専用サーバーと共有サーバーの2種類の接続モードがあります。これらのうち、共有サーバーはマルチスレッドサーバーとも呼ばれていました。
この接続モードを簡単に区別すると下記のように言えます。
- 専用サーバー ... 1接続につき、1プロセスで接続するモード
- 共有サーバー ... 1つのプロセスを複数の接続で共有するモード
しかし、Windows 版の Oracle Database では専用サーバーであっても1接続につき、1プロセスが起動されるわけではなく、マルチスレッドで動作しているように見えます。確認は行っていませんが、これは、Windows の デスクトップヒープ による問題を回避するためだと思われます。
一般的に性能を優先する場合は、専用サーバーでインスタンスを作成しますが、セッション数が多いなどの理由からリソースを有効活用するために共有サーバーを選択する場合もあります。